10年以上守り抜いた「ぱっつん前髪」をやめました。
10代からロリィタファッションをしていたことで、
ぱっつん大事! 崩れることは許されない! 絶対死守!
といった感じで、毎日朝から理想の前髪作りに励んでいました。
この「ぱっつん前髪」が実はゆっくりと確実に重荷になっていたのです。
ぱっつん時に必要なものがこんなにありました。
①クシ(ブラシではダメ)
③ハードヘアスプレー
④週一でメンテナンスカット
しかもカチコチに整えたところで、一度崩れたら洗うまで修正不可。
前髪に対してとても神経質になってしまいます。
思い切って前髪をセンター分けにしました。
もともと顔もオイリーなので、前髪がぎとぎとになるのがコンプレックスでした。
スプレーで固めてしまえばと思っていましたが、旅先ではかなり不都合で面倒。
趣味もクロスバイクやジム通いなど、アクティブなものになるにつれ
前髪を気にすること自体が億劫になっていきました。
強風や雨が悩みになる前髪をいっそ無くしてしまおうと考えました。
ぱっつん前髪をやめてよかったこととは?
いざ、ぱっつんをやめてみるとあまりにも快適。
前髪セットに使用していた時間を読書の時間にできたり・・・。
毎日の天気予報に恐れることもなくなり、
出先でもいちいち前髪を心配することもないのです。
ヘルメット装着後のぐちゃぐちゃな前髪への落胆もありません。
何より、忙しい朝に「スプレーを切らしてしまった!!!」なんてこともない。
心なしか気持ちも開放的になっています。
自前でなくともウィッグがある!
どうしてもぱっつん前髪でロリィタがしたい!なんて時もあります。
やはり、好きなものを完全に切り捨てることはできません。
そんな時、前髪ウィッグが使えるのではないでしょうか。
http://ilovewig.jp/i/1150772ilovewig.jp
前髪部分だけに装着できるウィッグもあるので、
自分の髪を切りたくない方も気軽にイメチェンできるものです。
私もまだ前髪ウィッグは試したことがないので、そのうち購入予定です。
なぜぱっつん前髪を続けていたのか?
今思えばあんなに必死で前髪作りをしていたのは何のためだったのか。
人は少しでも「良く見られたい」という意地なり見栄があったりするでしょう。
おそらくそういう類の気持ちに苛まれていたのかもしれません。
ロリィタファッションはただでさえも良いように言われません。
とびきり可愛い子でない限り、周囲からの暴言も日常茶飯事です。
これでは、他人からの視線に左右されてばかりか、心を痛めてしまいます。
ミニマリストについて情報を集めていく中で、
私の中のちっぽけな見栄が本当にどうでもよくなってしまったのです。
実際に物を減らしていくのも魅力的ではありますが
今までは、これでないといけないと思っていたものが、案外いらないのかも。
趣味における精神的な部分をミニマム化していくのも、面白いかもしれませんね。