心に引っかかる過去を断捨離したい

何年経っても消えない心の重荷を断捨離したいです

今でも思い出す過去のあれこれは無かったことにならない。
それならば、文字にしてみればスッキリするだろうかという試みです。
少し長くなるような、ならないような中身のない内容となっております。


目次

吐しゃ物を食べさせられた

保育所時代の話ですが、今でいうと完全に虐待の領域だと思います。幼い頃は大変身体が弱く頻繁に熱を出していました。保育所で食べた直後のお昼ごはんを戻してしまった際、先生に「吐いちゃった」と伝えたところ、「それはゲロじゃないから食べなさい。食べるまでお昼寝のお布団に行っちゃだめ」と言われてしまったんです。4歳くらいだったので、逆らえずに泣きながら吐いたものを食べたんですよね。


掃除道具入れに閉じ込められた

これも保育所時代。ことの発端は私が果物の「キウイ」を発音できなくて、どうしても「キュウリ」としか言えなかったという理由で先生が不快になっただけでした。わざとじゃなかったし、子どもの時なら誰しも発音が難しい言葉ってあると思うんですけどね。


突然平手打ちをしてしまった

就学前に習っていたバトン教室の発表会当日のことでした。
当時はなぜ自分がそんなことをしたのか理由が分かりませんでした。
叩いてしまった相手は当然泣いてしまって、
その声で集まった親たちに集中的に怒られました。
その親たちから私の保護者へも連絡がいき、後から保護者と一緒に相手の子の家に謝罪しに行ったことがありました。

なぜ手を出しちゃったの?と聞いてくれたのは祖母だけでした。

その頃ちょうどポケモンが出始めのときでしたが、うちのテレビでは見ることのできないチャンネルだったため、いつも仲間同士の会話に入れてもらえないことがよくありました。

手を出してしまう直前、他の子とポケモン以外の話で盛り上がっていて、やっと自分の話を聞いてもらえた!というところに、

その子がやってきて
「なんの話してるの?」と話に入ってきたんです。

私にしたら大層面白くないわけですよ。
あなたはいつもポケモンの話には入れてくれないじゃない!って。

ほんと、それだけだったのに
日頃のちびちびとした不満が一気に出てしまったんだと。
20年程経過して、やっと理解できた感情でした。


中2の時の合唱コンクールでピアノ伴奏をした

苦しい、つらい、逃げ出したいしか考えてませんでした。
とりあえずピアノ習ってるからやってよというクラスのノリで決定。

伴奏がミスをするとそこで合唱が中断してしまうというプレッシャー。
みんなの苛立ちや嘲笑が自分一人に集中する息苦しさ。
本番も近い中での学年全体リハーサルもミスをした。
他クラスからも「伴奏はあいつで大丈夫なのか?(笑)」と言われた。

近所の人に理由を説明して毎日夜遅くまで伴奏の練習をさせてもらった。

だけど日々何かが壊れていく気がしました。

部屋の隅で震えていたり、笑いながら泣いていたり。
全てのものから否定されているような感覚に襲われたり。
祖母曰くこの時期から雰囲気や行動がおかしくなっていたそう。

学校では誹謗中傷が日常になっていました。
仲の良かった(と思っていた)女の子から
「私が代わりに伴奏やってあげてもいいよ?」と言われたり。

本番当日には、「おまもり」と書いた手紙を渡してくれた子がいた。
それだけでとんでもないほど救われたような気になりました。
ひとつのミスもない完璧な伴奏でやり遂げることが出来たと同時に
肩の荷が落ちきって、あっけない虚無感に包まれました。

残ったものは
中2で精神科通いになったことと
両手親指の腱鞘炎でした。

その次の年
中3の合唱コンクールで伴奏になった子は
「代わりにやってあげてもいいよ?」と言ってきた子で、
本番直前にいきなり号泣して、周囲が困惑していました。

きっと、彼女も分かったんだと思います。
あの、えげつないプレッシャーが。

高校ではクラス全員が敵だった

いわゆる、いじめでした。クラスでも部活でも。
教室で絵を描いていたらそれを男子生徒に取り上げられて
みんなに回し見されて「気持ち悪い」とか色々言われたり。

部活は中学から継続して卓球部に入りましたが
部員に無視されたり、同学年からも雑用を押し付けられました。

なんだこれ!ムリゲーじゃねえか。
と、なったわけです。

逃げるは恥だが役に立つですよ(笑)

やめた。高校やめた。
定時制編入します!という話にまで。
学校側で手続きしてあげるから退学ではなく休学で!と言われ、
学費は払い続けていたわけですけども

「あ、ごめん、私立から公立の編入できなかったわ」

と、学校に言われたわけです。


「また来年度から一学年下の子と一緒に入学したら?」
「入学したいなら、それなりの態度とったら?」
「誠意とか意欲見せないさいよ」

などなど、そんなこと学校の面談で言われ…。

昨年度よりはマシな高校生活を送ることは出来ましたが。


もう二度と人が青春と呼ぶ時代には戻りたくないです。
今が一番おだやかに過ごせています。

人間関係も精神状態も。


これにまた、ちょっと複雑な家庭環境も絡むので
安定剤は手放せなかったです。



よく、死ななかったねと
当時の自分に言ってあげたいです。